2013年4月4日木曜日

4日「イエスとペトロ」

 

 

ヨハネ21:15-19 新約p 211(引用は、日本聖書協会発行『聖書新共同訳』)

15食事が終わると、イエスはシモン・ペトロに、⌈ヨハネの子シモン、この人たち以上にわたしを愛しているか⌋と言われた。ペトロが、⌈はい、主よ、わたしがあなたを愛していることは、あなたがご存じです⌋と言うと、イエスは、⌈わたしの小羊を飼いなさい⌋と言われた。

16二度目にイエスは言われた。⌈ヨハネの子シモン、わたしを愛しているか。⌋ペトロが、⌈はい、主よ、わたしがあなたを愛していることは、あなたがご存じです⌋と言うと、イエスは、⌈わたしの羊の世話をしなさい⌋と言われた。

17三度目にイエスは言われた。⌈ヨハネの子シモン、わたしを愛しているか。⌋ペトロは、イエスが三度目も、⌈わたしを愛しているか⌋と言われたので、悲しくなった。そして言った。⌈主よ、あなたは何もかもご存じです。わたしがあなたを愛していることを、あなたはよく知っておられます。⌋イエスは言われた。⌈わたしの羊を飼いなさい。

18はっきり言っておく。あなたは、若いときは、自分で帯を締めて、行きたいところへ行っていた。しかし、年をとると、両手を伸ばして、他の人に帯を締められ、行きたくないところへ連れて行かれる。⌋

19ペトロがどのような死に方で、神の栄光を現すようになるかを示そうとして、イエスはこう言われたのである。このように話してから、ペトロに、⌈わたしに従いなさい⌋と言われた。

 

*感情や勢いだけで物事を進めて行くことには限界があります。

ペトロは気持ちを優先させる生き方に限界を感じていました。

大きな失敗を通して彼は生き方の方向転換を迫られたのです。

 

三度キリストを否定したペトロに、キリストは三度「愛するか」と問われました。

ペトロの答え方をみると、

感情の勢いでキリストに従う姿ではなく、

神の助けと恵みによって歩もうとする姿勢を見ることができます。

 

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