2013年7月25日木曜日

25日「罪を海の深みに」

 

 

 

ミカ7:18-19 旧約p 1458(引用は、日本聖書協会発行『聖書新共同訳』)

18あなたのような神がほかにあろうか

咎を除き、罪を赦される神が。神は御自分の嗣業の民の残りの者に

いつまでも怒りを保たれることはない

神は慈しみを喜ばれるゆえに。

19主は再び我らを憐れみ

我らの咎を抑え

すべての罪を海の深みに投げ込まれる。

 

 

*神の赦しの大きさ、愛の大きさが示されています。

けれども赦しは犠牲なしに実現するのではありません。

イエス・キリストの十字架という大きな犠牲が払われたことによって、

赦しは実現したのです。

私たちが赦すことも、多くのことを乗り越える犠牲が必要です。

十字架の赦しが多くの人の心を動かしたように、

あなたの赦しが、相手の心を動かしますように。

 

2013年7月23日火曜日

23日「多く赦された」

 

 

ルカ7:47-50 新約p 117(引用は、日本聖書協会発行『聖書新共同訳』)

47だから、言っておく。この人が多くの罪を赦されたことは、わたしに示した愛の大きさで分かる。赦されることの少ない者は、愛することも少ない。⌋

48そして、イエスは女に、⌈あなたの罪は赦された⌋と言われた。

49同席の人たちは、⌈罪まで赦すこの人は、いったい何者だろう⌋と考え始めた。

50イエスは女に、⌈あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい⌋と言われた。

 

*キリストの十字架によって、

全ての人は赦された存在です。

ですから、神に赦された者としての自覚の大きさが、

神を愛する行為に表現されていきます。

赦しを実感した人は、神を愛することができるようになります。

十字架の愛と赦しをもっともっと知ることができますように。

 

2013年7月22日月曜日

22日「罪を赦す権威」

 

 

 

マルコ2:9-12 新約p 63(引用は、日本聖書協会発行『聖書新共同訳』)

9中風の人に『あなたの罪は赦される』と言うのと、『起きて、床を担いで歩け』と言うのと、どちらが易しいか。

10人の子が地上で罪を赦す権威を持っていることを知らせよう。⌋そして、中風の人に言われた。

11⌈わたしはあなたに言う。起き上がり、床を担いで家に帰りなさい。⌋

12その人は起き上がり、すぐに床を担いで、皆の見ている前を出て行った。人々は皆驚き、⌈このようなことは、今まで見たことがない⌋と言って、神を賛美した。

 

*罪の赦しの宣言は口先だけで行うこともできるので、

それが真実のものであることを示すために

体の癒しを行い、罪の赦しの権威があることを示されました。

けれども、罪の赦しは将来起こる十字架の先取りでもあります。

キリストが十字架の苦しみによって、真実の赦しと癒しを提供して下さるのです。

 

2013年7月19日金曜日

19日「業を主に委ねる」

 

 

 

箴言16:1-7 旧約p 1011(引用は、日本聖書協会発行『聖書新共同訳』)

1人間は心構えをする。主が舌に答えるべきことを与えてくださる。

2人間の道は自分の目に清く見えるが

主はその精神を調べられる。

3あなたの業を主にゆだねれば

計らうことは固く立つ。

4主は御旨にそってすべての事をされる。逆らう者をも災いの日のために造られる。

5すべて高慢な心を主はいとわれる。子孫は罪なしとされることはない。

6慈しみとまことは罪を贖う。主を畏れれば悪を避けることができる。

7主に喜ばれる道を歩む人を

主は敵と和解させてくださる。

 

*私たちは色々な役割を果たしていきますが、

聖書はできる限りの準備をした上で、最後を主に委ねることを勧めています。

自分の思い通りではなく、最後の最後に手放し、

神の御心を求める姿勢が大切なのです。

 

2013年7月17日水曜日

17 日「父の戒め、母の教え」

 

 

箴言6:20-27 旧約p 998(引用は、日本聖書協会発行『聖書新共同訳』)

20わが子よ、父の戒めを守れ。母の教えをおろそかにするな。

21それをいつもあなたの心に結びつけ

首に巻きつけよ。

22それはあなたの歩みを導き

あなたが横たわるとき見守り

目覚めればあなたに話しかける。

23戒めは灯、教えは光。懲らしめや諭しは命の道。

24それはあなたを悪い女から

異邦の女の滑らかな舌から守ってくれる。

25彼女の美しさを心に慕うな。そのまなざしのとりこになるな。

26遊女への支払いは一塊のパン程度だが

人妻は貴い命を要求する。

27火をふところにかきこんで

衣を焼かれない者があろうか。

 

*次世代に伝える良い価値観を私たちはしっかりと持っているでしょうか。

何事にも流されてしまうのではなく、

変わらない価値観を持ち続けることは大切なことです。

少しくらい頑固に思われても、

良い価値観を次の世代に示し続けることができますように。

 

2013年7月16日火曜日

16日「自分の心を守れ」

 

 

 

箴言4:20-27 旧約p 995(引用は、日本聖書協会発行『聖書新共同訳』)

20わが子よ、わたしの言葉に耳を傾けよ。わたしの言うことに耳を向けよ。

21見失うことなく、心に納めて守れ。

22それらに到達する者にとって、それは命となり

全身を健康にする。

23何を守るよりも、自分の心を守れ。そこに命の源がある。

24曲がった言葉をあなたの口から退け

ひねくれた言葉を唇から遠ざけよ。

25目をまっすぐ前に注げ。あなたに対しているものに

まなざしを正しく向けよ。

26どう足を進めるかをよく計るなら

あなたの道は常に確かなものとなろう。

27右にも左にも偏ってはならない。悪から足を避けよ。

 

 

*人を生かす言葉も、傷つける言葉も私たち自身の心の中からの溢れです。

自分の心を守ることは、非常に大切なことです。

今日一日、自分の心の中に何を入れようとしているのか、

しっかりと吟味することができますように。

 

2013年7月15日月曜日

15日「常に主を覚えて」

 

 

 

箴言3:1-6 旧約p 993

1わが子よ、わたしの教えを忘れるな。わたしの戒めを心に納めよ。

2そうすれば、命の年月、生涯の日々は増し

平和が与えられるであろう。

3慈しみとまことがあなたを離れないようにせよ。それらを首に結び

心の中の板に書き記すがよい。

4そうすれば、神と人の目に

好意を得、成功するであろう。

5心を尽くして主に信頼し、自分の分別には頼らず

6常に主を覚えてあなたの道を歩け。そうすれば

主はあなたの道筋をまっすぐにしてくださる。

 

*人間の分別は変わりやすく、安易な方向に行きやすいものです。

真実の知恵は、聖書の基準に従って歩むことにあります。

もちろん、紆余曲折や回り道も、人生には必要です。

けれども、最終的に道のりは自分の思い通りに進むことではなく、

創造主の御心を求めるところにあるのです。

 

2013年7月12日金曜日

12日「キリストのために」

 

フィリピ1:27-30 新約p 362

27ひたすらキリストの福音にふさわしい生活を送りなさい。そうすれば、そちらに行ってあなたがたに会うにしても、離れているにしても、わたしは次のことを聞けるでしょう。あなたがたは一つの霊によってしっかり立ち、心を合わせて福音の信仰のために共に戦っており、

28どんなことがあっても、反対者たちに脅されてたじろぐことはないのだと。このことは、反対者たちに、彼ら自身の滅びとあなたがたの救いを示すものです。これは神によることです。

29つまり、あなたがたには、キリストを信じることだけでなく、キリストのために苦しむことも、恵みとして与えられているのです。

30あなたがたは、わたしの戦いをかつて見、今またそれについて聞いています。その同じ戦いをあなたがたは戦っているのです。

 

*クリスチャンとなったことで物事が順調にいくことだけが恵みなのではありません。

困難や苦しみ、誤解さえも恵みとなるのです。

キリストと結ばれるとき、物事の見方が変わってきます。

今日置かれている状況が、恵みと変えられますように。

 

2013年7月11日木曜日

11日「イエスの死を負う」

 

 

 

2コリント4:8-12 新約p 329

8わたしたちは、四方から苦しめられても行き詰まらず、途方に暮れても失望せず、

9虐げられても見捨てられず、打ち倒されても滅ぼされない。

10わたしたちは、いつもイエスの死を体にまとっています、イエスの命がこの体に現れるために。

11わたしたちは生きている間、絶えずイエスのために死にさらされています、死ぬはずのこの身にイエスの命が現れるために。

12こうして、わたしたちの内には死が働き、あなたがたの内には命が働いていることになります。

 

*信仰を持つことの効果が、よく記されている御言葉ではないでしょうか。

教会に行って何か得するの?と考えている人があると思いますが、

今日の御言葉が回答の一つになるでしょうか。

どんな困難でも打ち倒されないと同時に、

困難にあることが、人を生かすことに繋がっていきます。

全てが無駄にならないとの確信が、人を強く歩ませるのです。