2012年8月6日月曜日

6日「金持ちの青年」

マタイ19:16-22 新約p 37

さて、一人の男がイエスに近寄って来て言った。「先生、永遠の命を得るには、どんな善いことをすればよいのでしょうか。」

イエスは言われた。「なぜ、善いことについて、わたしに尋ねるのか。善い方はおひとりである。もし命を得たいのなら、掟を守りなさい。」
男が「どの掟ですか」と尋ねると、イエスは言われた。「『殺すな、姦淫するな、盗むな、偽証するな、
父母を敬え、また、隣人を自分のように愛しなさい。』」
そこで、この青年は言った。「そういうことはみな守ってきました。まだ何か欠けているでしょうか。」
イエスは言われた。「もし完全になりたいのなら、行って持ち物を売り払い、貧しい人々に施しなさい。そうすれば、天に富を積むことになる。それから、わたしに従いなさい。」
青年はこの言葉を聞き、悲しみながら立ち去った。たくさんの財産を持っていたからである。



*新しいことを始めようとする場合、
今までのものに積み上げる面と、
今までのものを捨てて、新しく積み上げる面の、
二つがあると思います。

今日の御言葉の場合、青年が新しい出発をするためには、
今までのものを捨てる必要があったことが強調されています。

彼の場合、今までの成功を握ったままでは、成長は出来なかったのだと思います。

私たちも、新しい出発のために、
自分自身さえも捨てる決断が求められるかもしれません。

心の「断捨離」と言うことでしょうか。

1 件のコメント:

  1. 新しい出発のために、自分自身さえも捨てる決断が求められるかもしれません。

    そんな状況に耐えられる、きちんと受け止められる私でいられますように。

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