サムエル上1:13-17 旧約p 428(引用は、日本聖書協会発行『聖書新共同訳』)
ハンナは心のうちで祈っていて、唇は動いていたが声は聞こえなかった。エリは彼女が酒に酔っているのだと思い、
彼女に言った。「いつまで酔っているのか。酔いをさましてきなさい。」
ハンナは答えた。「いいえ、祭司様、違います。わたしは深い悩みを持った女です。ぶどう酒も強い酒も飲んではおりません。ただ、主の御前に心からの願いを注ぎ出しておりました。
はしためを堕落した女だと誤解なさらないでください。今まで祈っていたのは、訴えたいこと、苦しいことが多くあるからです。」そこでエリは、
「安心して帰りなさい。イスラエルの神が、あなたの乞い願うことをかなえてくださるように」と答えた。
*サムエルが生まれたのは、祈りの結果であることが強調されています。
子どもは天からの授かりものと言う言葉がありますが、
十分に意識はされていないのではないでしょうか。
子どもが親の所有物としての位置づけにあることが、
様々な問題の根底にあるように感じます。
人が人を産み出すことは神秘的なことで、
決して当たり前のことではありません。
授かりものとしての子どもの存在をもう一度認識し、
子育ての在り方を見つめ直してみてはいかがでしょうか。
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